カサゴ(堤防)
カサゴ(堤防)

★生態
ソルトルアーで手軽に狙ってそれなりに釣果の出るのがカサゴとムラソイだ。
ここではその代表的なカサゴの紹介をしよう。カサゴは夜行性と勘違いされて
いるようだが、決して完全な夜行性ではない。
数々のプレッシャーやフィールド条件などによって夜の方が釣りやすくなって
いるだけだと理解して欲しい。ただ、季節的な問題があり、春先の産卵期には
浅場へ接岸してきて岸からでも釣りやすくなるのだ。特にこの時期はマッチザ
ベイトという言葉はあまりあてはまらず、ミノーでも釣れるがカロリーの高い
エビやカニが主食となっている事が多い。産卵であまり広範囲に行動したくな
いカサゴは、できるだけ少ない行動でカロリーの高い物を主食にしようとして
いるのだ。

それ以前の冬の間は、産卵予備軍としてカケ上がりの下にまだ潜んでいるカサ
ゴが、夜の間だけ浅場へ来ていると考えた方がいいだろう。この時期に関して
は確かに夜間の方が釣りやすくなるようだ。もちろん地域によって多少の差は
あるが、このような事を頭に入れて場所や釣り方を決めていくといいだろう。

★ 基本テクニック
ヘチや岩陰、点在する根周りを狙うならジグヘッドリグが有効だ。ヘチだけを
専門にフォールさせて狙うならスプリットショットリグが自然な動きで使いや
すい。流行のダウンショットリグはソフトルアーが浮きやすく、昼間はベラや
フグが多い場所では釣りにならなくなってしまう。良く言われるボトムをピョ
ンピョン跳ねさせるテクニックは、よほど馴れた人でないと根掛かりが多くな
る。最初のうちはズル引きで攻略してみよう。

春先のミノーイングではどれだけ長い時間を岩陰で止めておけるかにかかって
いる。タイトに岩陰を攻め、エグレの下を潜らせて直撃できればヒット率は高
くなるはずだ。小さめのミノーでサスペンドさせて釣るのが、最近のスレた根
魚狙いの裏技だ。