黒潮接岸
以前は冬シーズンに南紀へエギングに通っていたが、2017年からの黒潮の大蛇行により南紀の水温が低めになり、四国南東部に釣行することが多かった。しかしこの冬はその大蛇行が終息し、南紀に黒潮が接岸して1月になっても水温が高め。四国南東部よりも条件が良さそうなので、久しぶりに南紀へ冬のエギングに行くことにした。
選んだのは本州最南端に近い平磯。北風の予報なので岬状になっている磯の先端で背中に風を受けながらの釣りになる予定。実績は十分の場所なので、この時期であればキロオーバーを1杯は釣りたいところだ。
期待しながら現地に着いてみると、磯の先端付近は遠めに見ても波が結構高いような。確認のために磯を歩いて先端まで行ってみると、外海は波が高くうねり気味で、釣り座付近は波をかぶっている。夜が更けて潮位が下がれば釣り自体は出来るかもしれないが、イカが釣れるほど回復するには時間がかかりそうだ。残念だがやむなく岬の途中の内湾向きで竿を出すことにした。
ちょっと厳しい
夕間詰め、北風が吹いているが時間とともに弱まる予報なので、頑張ってしゃくる。そして暗くなったところでヒット。アタリは分からずしゃくったら乗っていた。500gぐらいだろうか、あまり引きは強くなかったが早めの時間に釣れたのでホッとする。ただ早めに釣れても後が続かないということが最近多いので、気を引き締めて釣りを再開。
ところが風が弱くなるはずが、だんだん強くなってきた。ラインが横風を受けてしゃくりにくく、ボトムも感じづらい。先端ならば追い風なのに・・・まあ自然相手なので思い通りにならないのは仕方ない。ちょっと厳しい状況だが、イカは居るはずなので時間までは頑張ることに。
急に好転
アタリもなく風と戦い続けて1時間ほど、急に風が弱くなった。一時的なものかと思ったが、どうやらやっと予報通りに弱くなったようだ。これ幸いと気合を入れ直してラインの先のエギに集中する。ただイカからの反応はなく、時間だけが過ぎる。結局夕間詰めにアタリが出ただけでこのまま終了か~と思ったが、午後9時前後に時合いが来ることも良くあるので、10時までは続けるつもり。
しかしまた少し風が出てきて気持ちが萎えそうになる。このまま続けてもどうせ釣れないだろうし、1杯は釣ったのでもう止めようか・・・うん、風が更に強くなったら止めることにしよう、と半分あきらめ気味。しかしそれ以上は強くはならず、しっかりシャクリもできて何とかボトムも感じることが出来る。
するとじわっと伝わる待ちわびた感触・・・これはイカのアタリ!すかさず合わせるとドスッとヒット。グィーングィーンと良い引きだ~。時間をかけて手前に寄せたところで岩に引っ掛かって焦ったが、何とか外して久しぶりのギャフ打ちも成功。そこでホッとして気が抜けたのか、足が滑って尻餅(汗)。それでもロッドとギャフは離さず、イカも付いたまま。何とか引き上げてキャッチに成功。
なんだかエンペラが細くてスリムな感じ、キロはないかな~。水を抜いて即座に計量するとエギ込みで1040gだった。ヨ~シ、もはや釣れると思っていなかったキロオーバー。久しぶりの磯エギングで最後はちょっとアタフタしたが、諦めずにしゃくり続けて狙い通りの釣果になった。帰路はもちろん鼻歌交じりだった(笑)。