2005.08.19 メッキ調査隊その2!


Report by  YUPPY


心の中ではショゴかな??

 8月19日、何を考えたのか、突然家族全員(親2子供4)で西伊豆に海水浴に行くと神さんが!せっかく西伊豆に行くのだから是非釣りをしたい!ということで釣り道具も車へ。しかし、あくまで今回は家族サービスの一環なので、釣り時間は限られている。当日は朝晩が満潮。昼間が干潮で大潮である。(関係ないが大潮はあまり好きではない)

 目論見としては、早朝に現地到着し、早朝にショゴ&メッキ狙い。で、海水浴後に。潮が動く時間を見計らい、メッキ狙い。と、いつも予定はばっちり!なのだが・・・。

 朝2時に平塚の家を出発。海水浴場のある田子瀬浜に着いたのは5時位である。さすがにこの時間の海水浴場には人っ子一人いない。ちょっとここでメッキチェック。しかし海水浴場ではチェイスも全くなし。時間的に潮が上げており、対岸の島との間に流れが見える。18gのジグとNS092でショゴでも釣れないかな〜と思い「えいっ」と遠投。着水と同時にスラッグをとり、リトリーブを始めようとした途端ルアーが動かない??どうやら地球を釣ったらしい。海水浴場でルアーをロストとは、ちとバツが悪いので、何とかはずすことに。1分くらい格闘していると、すっ〜と、ルアーが抜ける感触が伝わると同時に生態反応!

 心の中ではショゴかな??と、もうショゴを釣った気持ちで上がった魚は????見た目は黄色い線のあるフエフキダイの仲間っぽい魚である。嬉しさ半減だが、初めての魚なので、取り敢えず記念撮影し、リリース。と1投目は良かったが後が続かない。6時にもなると、ぼちぼち海水浴客が場所取りに来始めた。自分も釣りモードから海水浴モードへ!それから実質午後1時位まで泳いだだろうか。日焼けは痛いは、泳いで疲れるはで体力の無さを痛感してしまう。


今年第1号メッキ

 本当は田子もメッキチェックしたかったのだが、午後2時前には海水浴場を後にし、子鯵の美味しい所(あくまで付近)で食事をとった後、港で休んでいる傍ら、自分と子供が港内をチェックするが、前回同様全くチェイスなし。しばらくすると午後3時過ぎだろうか、潮が上げている。しかしこの港ではどうも調子は良くない。南へ戻って松崎、仁科、田子、安良里とチェックしてみたいが、そんなことしたら今後釣りに来れなくなる恐れが・・・ははっ(^^;一緒について来た長男以外の家族は皆泳ぎ疲れて車で熟睡である。

 そこで帰り道途中の、前回チェイス、バラシが多かった工事中の河口のある港へ向かう事に。午後4時前に港に到着。車を停め、すぐ目の前にまずワンキャスト。この間はかなりの群れがついて来たはず・・・だが今日は何もついてこない。更に風が強まりさざなみ立って若干濁りも入っている。今日は駄目かな・・・と思いつつ、スロープ横のワンドにストゥープ青でトゥイッチ、トゥイッチ!すると足元にメッキの姿が!しかしUターン。しかも後がない。濁ってるから赤金かな?とルアーチェンジすると、トゥイッチしてきた足元でグイッ!っとヒット。掛かったのは15cm位のコトヒキ。この場所の常連である。

 数投していると少し沖目でメッキらしき魚が2匹位でチェイス!ルアーをダートさせるとたまらずヒットしてきた。さっきの魚より横に走る。ギラッっと光った平たい魚体は紛れもなくメッキである。上がって来たのは手のひら大のギンガメ君。口とお腹にフックが刺さってしまったが、丁寧に外して釣った場所と違う場所へお帰り頂いた(^^)v昨年メッキを釣らず、やっと今年第1号メッキを手にしてLT590の片目が開いた感じだ。

20cmオーバーのコトヒキ

 感無量は大袈裟か?その後4回ヒットまで持ち込むが、合わせが上手くないのか、皆バラシてしまう。きっとバラシタ魚はメッキ・・・だと思っている(^^;その後しばらく魚の姿が見えないので。ルアーを再度青に変えたところ、重たい感触の魚をヒット!これは20cm位のメッキかと思いきや、なんと20cmオーバーのコトヒキ。丁度ファイト中に長女が起きてお父さんの魚が釣れてる姿を見て凄い!と何とか父親の面目も保つことにも成功!しかし今までルアーでのコトヒキはせいぜい15cm以下と決めつけていたので少々ビックリである。濁りがコトヒキにはいいのだろうか?その後、長女と一緒に場所を河口右岸の導流提に場所を移したが、子メッキのチェイスが一度あったきりで夕マズメを待たずに帰途に着いた。せっかく一緒について来た長女に釣らせてあげたかったのだが。一応今度は釣らせてあげると約束した。(セイゴが沢山いたので、もう少し釣りたかったのですが・・家族を待たせると・・・)

 今回の釣行は海水浴の傍ら、短い時間で何とかメッキを釣る事ができ、数こそ少なかったものの大きなコトヒキにも出会え。満足の釣果だと思っている。またひとつ驚いたのが、LT590のロッドのアクション。掛かったのは15cm位のコトヒキ、メッキでも、妙にキレイな弧を描く。また自分がまるでロッド裁きが上手くなったような錯覚にも陥る操作性。TV番組に出演しているキャスターのようなロッド裁きが出来ている感じだ。なんとも不思議なロッドである。しかも20cmオーバーのコトヒキも同様に扱えるパワーも持っている。課題があるとすればバラシの多さ。この辺りはこのロッドに対する自分今後の課題か。もちろん自分の慣れという意味で。このロッドで25cm以上のメッキを釣ったらどんなに楽しいか!次は是非爆釣を!!と夢見るのは少しオーバーですかね(^^;なんて感じのこの頃です。では皆さんも良い釣りを!